制限・留意事項
■ ホストPCのユーザーアカウントについて
- ホストPCの「共有を許可するユーザー」のユーザーアカウントにパスワードを設定してください。
パスワードが設定されていないユーザーでは、ドライブに接続できない場合があります。 - 「DataShare Client」では、「DataShare Host」で登録したユーザー名を指定してください。異なるユーザー名を指定すると、「アクセスが拒否されました」メッセージが表示され、フォルダーを参照することができません。
登録できるユーザー名は「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」で表示されるアカウントのうちの1つです。
■ ネットワークについて
- 接続の際の留意点
- LAN接続
ホストPCとクライアントPCは、同一のルーターのLAN側に接続してください。
ホストPCとクライアントPCのコンピュータ名は異なる名前を付けてください。LAN内で同一の名前を使わないようにしてください。また接続できない場合は、IPアドレスを指定してみてください。 - 無線LAN接続
無線LANアクセスポイントを使って接続する場合は、無線LAN側とLAN側のPCが相互に参照できるように設定してください。
- LAN接続
- 複数のネットワークを利用する場合
「DataShare Host」を実行する場合、複数のネットワークを利用している(有線LANと無線LANの同時利用など)ときは、ネットワークの場所を同じ場所として登録してください。たとえば、有線LANを「パブリックネットワーク」として設定している場合に、無線LANを「プライベートネットワーク」として設定するとクライアントPCからホストPCのフォルダーやドライブへ接続できない可能性があります。
- ホームグループ機能をご利用の場合
ホームグループによるライブラリやデバイスの共有と同時に「DataShare(フォルダー共有機能設定)」を利用することはできません。 ホームグループ機能を利用している場合は、まずホームグループから切断してから、「DataShare(フォルダー共有機能設定)」をご利用ください。
ホームグループからの切断方法は以下のとおりです。
- エクスプローラーを開き、画面左側の「ホームグループ」を右クリックします。
- 「ホームグループ設定の変更」をクリックします。
- ホームグループ設定の変更画面で「ホームグループへの参加の終了」をクリックします。
- ホームグループへの参加の終了画面で「ホームグループへの参加を終了します」をクリックします。
- 「コントロールパネル」で表示方法を「小さいアイコン」にして、「ホームグループ」をクリックします。
- ※「カテゴリ」表示では「ホームグループと共有に関するオプションの選択」をクリックします
- 「ホームグループ設定の変更」が表示されるので、「ホームグループへの参加の終了」をクリックします。
- ホームグループへの参加の終了画面で「ホームグループへの参加を終了します」をクリックします。
- パブリックフォルダーの共有設定
「DataShare Host」を使って既定フォルダ(C:¥Users¥public¥Documents)を共有しているのに、クラアントPCからアクセスできない場合、下記の手順でパブリックフォルダーの共有設定を確認してください。
- コントロールパネルで表示方法を「小さいアイコン」にして、「ネットワークと共有センター」をクリックします。
- 左側から「共有の詳細設定の変更」をクリックします。
- Windows 8では「すべてのネットワーク」、Windows 7では「ホームまたは社内」を選択します。
- 「パブリックフォルダーの共有」を確認します。
- 「パブリックフォルダーの共有を無効にする……」になっている場合は、「共有を有効にして、ネットワークアクセスがある場合……」を選択して、「変更の保存」をクリックします。
- コントロールパネルで表示方法を「小さいアイコン」にして、「ネットワークと共有センター」をクリックします。
■ セキュリティ対策ソフトについて
セキュリティ対策ソフトによっては、外部からの不法なアクセスを防止する機能によりWindowsのファイルとフォルダーの共有機能が使用できないよう設定されている場合があります。この場合、フォルダーやドライブを共有できません。
ホストPCとクライアントPCの間でファイルとフォルダーの共有できるようにセキュリティ対策ソフトの設定をしてください。
ホストPCとクライアントPCの間でファイルとフォルダーの共有できるようにセキュリティ対策ソフトの設定をしてください。